プロミスは個人事業主には厳しい?自営業は審査に不利なのか

個人事業主の方は、一般的に見ると『社会的信用』が低く見られたり、収入も安定しにくいなどのイメージで見られがちです。融資をどこかでお願いしたいもののどこへ申し込めばいいのか悩む方も多くみえます。
実際、事業を始めたばかりで資金繰りに困っていても、融資をしてくれる金融機関は少ないのが現実です。
特に銀行カードローンでは審査も厳しいため、融資を受けるのは並大抵のことではありません。お金を借りることにおいてはどうしても個人事業主は審査に不利な立場になってしまいます。

しかし消費者金融では個人事業主や自営業、フリーランスの方でも借入可能な金融会社もあります。特にプロミスの「自営者カードローン」は、個人事業主が事業のために借りることができるカードローンです。
今回はこのプロミスの「自営者カードローン」について、どんなローンなのか条件など詳しくをお伝えします。
Contents
プロミスの自営者カードローンとは?
プロミスの自営者カードローンは、最大で300万円までの利用限度額で、自営者の方に対して利用できるカードローンです。
まずは自営者カードローンの詳細は次のとおりです。
融資額 | 300万円まで |
---|---|
借入利率 | 6.3%~17.8%(実質年率) |
遅延利率 | 20.0%(実質年率) |
ご返済期日 | 5日、15日、25日、末日の中から選択 ※三井住友銀行またはジャパンネット銀行以外の返済を希望の場合5日 |
年齢条件 | 20歳以上、65歳以下の自営者の方 |
資金使途 | 生計費および事業費に限る |
担保・保証人 | 不要 |
プロミス自営者カードローンのメリット
自営者カードローンのメリットには主に次の4点にあります。




1. 事業費にも生計費にも使える
自営者カードローンは事業費はもちろん、生計費、つまりプライベートでも利用することができます。通常のフリーキャッシングでは「生計費に限ります」との記載があり、基本的に事業費として利用することはできません。
しかし自営者カードローンなら事業費として利用できるため、非常に便利です。
2. 通常のフリーキャッシングと同金利で利用できる
自営者カードローンの金利は300万円までで6.3%~17.8%、フリーキャッシングは500万円までの融資額上限で4.5%~17.8%です。
そのため、自営業者だからと言って特に高い金利に設定していることもなく、通常のキャッシングとほぼ同率で利用できる点がありがたいですね。
3. 年収3分の1以上でも申込み可能
通常、個人がプロミスをはじめとする消費者金融で借入をする時には、総量規制の影響によって年収の3分の1までと制限されています。
しかし、自営者カードローンは、賃金業法の総量規制の影響を受けることなく、年収の3分の1以上での借入も可能です。
また、既に他の金融会社から借り入れがあっても、「自営者カードローン」で申込めば年収の3分の1以上での借入でも契約できる可能性があります。
4. わずか3種類の書類提出だけで申込み可能
もし自営業者が銀行カードローンで申込む場合、提出する書類は運転免許証やパスポート、健康保険証などの他にかなり膨大な書類を提出しなければなりません。
その点プロミスの自営者カードローンの必要書類はわずか3種類だけすみます。そのため、申込みから審査までスムーズに進めることができるのです。
プロミス自営者カードローンのデメリット

もちろん自営者カードローンにもデメリットはあります。デメリットは主に次の通りです。
【デメリット】金利設定が高い
消費者金融系の金利は、銀行カードローンと比べると金利が高く設定されています。そのため、どうしても金利の高さにおいてはデメリットになります。プロミスの自営業カードローンにおいても同様です。
しかし、個人事業主や自営業は収入の面からおいても、安定した収入が毎月ないと審査は非常に厳しいので仕方ありません。
また、提出する書類も多いため、審査にかかる時間も非常に長くなるため、早急に借入したいのであれば、やはり銀行カードローンでの借入はおすすめしません。
【デメリット】限度額が300万と低め
プロミスのフリーローンの限度額は500万円ですが、プロミス自営者カードローンは300万円までと限度額が低めです。
法人でなく個人事業主の規模では300万も借りれれば十分だとは思いますが、一応デメリットとしてあげておきます。